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京都大学大学院医学研究科医学専攻分子生体統御学講座医化学分野。竹内研究室です。

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教授よりメッセージmessage


ご挨拶


 ウイルスや細菌と言った病原体の感染は,自然免疫系により認識され,炎症を引き起こします。炎症の徴候(熱感や腫れ,発熱,痛みなど)は古代ローマ時代より記述されていましたが,そのメカニズムが細胞レベル,分子レベルで解析されてきたのは近年になってからです。最近では炎症が感染に対する応答や自己免疫疾患だけではなく,癌やメタボリックシンドロームなど様々な病気の発症に深く関わっていることが分かってきました。

 本研究室では,この炎症の惹起,調節に関わる分子メカニズムを自然免疫の観点から研究していきます。これまで,ノックアウトマウスを用いることで,炎症の調節に関わる分子群,例えばTANKや新規RNA分解酵素であるRegnase-1が自己免疫疾患の発症抑制に重要であることを明らかにしてきました。今後,更に新規の分子メカニズムの解明に尽力し,炎症の関わる疾患の制御法開発へも貢献していきたいと考えています。

 本研究室は京都大学大学院医学系研究科に属し大学院医学系研究科のほか,大学院生命科学研究科の学生も受け入れています。学生さんには自然免疫学,分子生物学等の考え方や手技を学ぶと共に,皆で議論をしながら研究に主体的に取り組むことで,論理展開や議論を行う力をつけるように指導していきたいと考えています。

2012年4月
竹内 理


Takeuchi Lab.竹内研究室

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京都市左京区吉田近衛町
京都大学大学院医学研究科
医学専攻分子生体統御学講座
医化学分野
医学部A棟207号室
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FAX: 075-753-9502


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